東京都「波力発電検討会」を立ち上げ

東京都は2009年７月22日、波の波動エネルギーを電気に変換し発電を行う波力発電の利用可能性を検討するため、学識経験者や民間事業者等と共に、2009年７月から2010年３月までの概ね１年の間運営する「波力発電検討会」を立ち上げた。

都は、温室効果ガスの大幅な削減に向け再生可能エネルギーの拡大を進めている。そのためには、恵まれた海洋エネルギーの利用が有効であり、日本では特に波力発電が最も実用化の可能性が高いと考え、波力発電検討会を設置したもの。

目標は、「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」における波力発電の新エネルギーとしての位置づけ、技術の検証、民間における事業化に向けた課題の検討である。

波力発電方式を日本で導入する際には、日本の技術力を活かしたコストダウン等の改善も考えられ、それによる採算性の向上も期待されている。

登録日時：2010/02/06 06:00:15 AM

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