2011年10月05日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(製造業) 企業(非製造業) 政府
京セラの国内販売子会社京セラソーラーコーポレーションは2011年6月10日、中日本高速道路が管理する「名二環」の植田地区、有松地区、鳴海地区の3箇所に合計で太陽電池モジュール約2MW、約9,500枚を供給したと発表した。国内の高速道路に設置された太陽光発電システムにおいて容量(出力)で最大規模。
太陽光発電システムの年間発電電力量は、一般家庭約460世帯分に相当する約2,180,000kWhとなる見込みで、照明や料金所などの電力の一部として使われる。「名二環(名古屋南JCT~高針JCT区間)」の年間消費電力量の約40%を賄うこととなり、節電にも貢献できる。国内の高速道路の設置容量では、同社のシェアが第1位となっている。
今回採用された太陽電池モジュールは、周辺のマンション等への配慮から、表面ガラスの処理によって太陽光の反射を分散する"防眩タイプモジュール"で、空港施設でも多く採用されている。
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登録日時:2011/10/05 06:00:15 AM
「名二環(名古屋第二環状自動車道)」に京セラ製太陽電池モジュール約2MW供給
http://www.kyocera.co.jp/news/2011/0603_uegy.html