エネルギー・地球温暖化

2011年07月27日

 

建設現場で太陽光発電システムを積極的に活用

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業) 

 

JFS/Construction Sites Going Green with PV Systems
Copyright 三井住友建設株式会社

三井住友建設は同社の子会社と共に2011年2月9日、建設現場で用いられるフラット型パネルに太陽電池と蓄電池などを組み込んだ、仮囲いパネル一体型太陽光発電システムを共同開発したことを発表した。

アモルファスシリコン薄膜型太陽電池を採用し、ごく一般的な500mm幅の仮囲い用フラットパネルとリチウムイオン蓄電池およびコントローラーを一体化しているため、汎用性に優れている。LED街路灯、保安灯、足元灯などと組み合わせて夜間照明を賄う。

また、鹿島建設は2011年3月11日、2010年度から進行中の「鹿島"現場deソーラー"プロジェクト」に象徴される様々な手法により、CO2排出削減を積極的に推進することを発表した。仮設事務所屋根・仮囲いなどに太陽光発電パネルを取り付け、発生した電力を工事事務所の使用電力の一部に充当する。更に、「見える化」を進め、地域毎の発電量や使用電力量などはWEBでリアルタイムに閲覧できる。

太陽光発電システムの改良に伴って使用制限が少なくなるにつれて、日本各地の建設現場でも、太陽電池を様々に活用しながらCO2排出量を削減し、環境に配慮する取り組みが進みつつある。

すぐそこに来ている未来
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/030551.html
長谷工 夜間照明は建設作業所の太陽光発電で(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030558.html
太陽光発電の現状
http://www.japanfs.org/ja/pages/030365.html

登録日時:2011/07/27 06:00:15 AM

English  

 

参照元

三井住友建設 “仮囲いパネル一体型太陽光発電システム”を開発、現場への導入開始
http://www.smcon.co.jp/news/2011/110209.html
鹿島建設 「鹿島“現場deソーラー”プロジェクト」を本格展開
http://www.kajima.co.jp/news/press/201103/11e1-j.htm


 

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