エコ・ソーシャルビジネス

2011年02月28日

 

オンワード樫山 埋めると土にかえっていく紳士服

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  3R・廃棄物  企業(製造業) 

 

衣料品の製造・販売に携わる株式会社オンワード樫山は、エコロジー衣料の第2弾「バイオテックスーツ」を開発し、全国有名百貨店で2010年10月6日に発売した。

日本における繊維製品のリサイクル率(リユースを含む)は約26%にすぎず、年間69万トン強の繊維廃棄物が焼却、埋め立て処理されており、他の生活用品と比べるとリサイクルが進んでいないのが現状。そこで「衣料品メーカーとして自主製品の循環に責任を持つべき」という考え方に基づき、自然界への循環を考慮した衣料を開発したもの。

人間の健康を害する物質が使用されていないことを、エコテックス国際共同体の試験機関によって証明されており、土中に有害物質を残さない。また外見や耐久性は普通の衣料品と変わらず、高いファッション性を備えており、生地、糸、ボタンなどそのすべてが環境に害を与えない素材でできている。将来、その役割を終えたときに、土に埋めるとほぼ1年でバクテリアの酵素により、水と二酸化炭素に分解されて、大地へとかえっていく。

登録日時:2011/02/28 06:00:15 AM

English  

 

参照元

大地に還るエコロジー衣料第2弾「バイオテックジャケット」を開発
http://www.onward-hd.co.jp/release/2010/
1004_1.html


 

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