エネルギー・地球温暖化

2009年01月02日

 

三菱電機 海外向け小型太陽電池モジュール4種を新発売

Keywords:  再生可能エネルギー  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業) 

 

JFS/Mitsubishi PV-EF40MS
Copryright 三菱電機株式会社


三菱電機は2008年10月、海外の無電化地域の太陽光発電システムに適した「海外向け小型太陽電池モジュール」の新製品4機種を発売した。

アジアやアフリカ地域などに存在する電化されていない地域では、照明や通信、テレビなど生活に必要な電力需要に対応するため、太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせた独立形システムの導入が国家的に進められている。ここで要求される太陽電池モジュールの出力は国ごとに異なっており、規模も30ワット(W)から50Wの場合が多いが、これまでの同社の独立形システム向けモジュールは110Wと120Wであった。

今回、国ごとに異なる幅広い要求出力に対応すべく、無電化地域の小規模住宅に適した出力(35W、40W、46W、52W)の4種をラインアップした。セルタイプは多結晶シリコン。動作電圧は、独立形太陽電池システムで主に採用される12ボルトバッテリーに対応。

無電化地域の住宅では、1軒につき太陽電池モジュール1枚を使用するケースが圧倒的に多いため、日本メーカーで初めて、モジュール1枚単位で、出荷時における公称出力値を保証している。

三菱電機「海外向け小型太陽電池モジュール」新発売のお知らせ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2008/0827-c.htm
三菱電機、次世代電力用キャパシタのキーとなる技術開発に成功(関連のJFS記事)http://www.japanfs.org/ja/pages/024809.html

登録日時:2009/01/02 06:00:15 AM

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