エネルギー・地球温暖化

2008年02月23日

 

三井物産、エジプトで太陽熱を活用する発電システムを受注

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業)  地球温暖化  政府 

 

三井物産は2007年10月1日、エジプトの新・再生可能エネルギー庁より、円借款により推進されるコライマット太陽熱・ガス統合発電設備建設契約を受注したと発表した。本契約は、発電設備一式の設計、資機材調達、建設、据付、調整を含むランプサムフルターンキー契約で、同社はスペインのIberinco社とコンソーシアムを組成し、ガス統合発電設備部分を納入する。

本設備は、太陽熱集熱装置から得た熱エネルギーをガスコンバインドサイクルに転嫁し発電の補助エネルギーとする世界でも初の発電システムで、発電能力は150MW。カイロ市南約100kmのコライマット地区に建設。契約金額は約230億円。納期は契約発効後30ヶ月。

エジプトでは、電力需要が年率約7%の伸びを示しており、発電設備の増強を進めている。同国政府は、2011年までに整備する発電容量のうち約3%に当たる880MWを水力、太陽熱、風力等の再生可能エネルギーにより賄い環境負荷を軽減する方針である。



登録日時: 2008/02/23 12:29:31 PM

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