エコ・ソーシャルビジネス

2007年12月12日

 

「カーボンオフセット年賀はがき」で新年の挨拶をどうぞ

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(非製造業)  地球温暖化 

 

日本郵政は2007年11月1日、お年玉付き年賀はがき「カーボンオフセット年賀」を新たに発売した。日本では年賀状を贈ることが国民的行事であり、今年のお年玉付き年賀はがき発行枚数は39億1650万枚のうち、1億枚をカーボンオフセット年賀はがきとして発売するもの。

通常の年賀はがきの定価は50円であるが、カーボンオフセット年賀はがきの販売価格は55円で、うち5円が地球温暖化ガス削減への貢献に限定した寄付金となる。この寄付金は、環境団体などを通じ「クリーン開発メカニズム(CDM)」を活用して、CO2削減プロジェクトを支援する。これにより配分されるCO2排出権を京都議定書で日本が約束した「マイナス6%」達成のために役立てるとしている。

同社は、京都議定書の第一約束期間の始まる2008年の年頭に届くにふさわしい年賀状として、カーボンオフセット年賀はがきを発売するもの。得られた寄付金と同額を同社も寄付する予定なので、総額で約31万2000トンのCO2排出権購入が可能になり('07年8月の取引価格による)、6%削減目標に対して約0.4%の削減効果があると試算している。



http://www.carbonoffset-nenga.jp/


http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2007/0821_01_c01.html


登録日時: 2007/12/12 11:27:17 AM

英語記事はこちら


 


 

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