エコ・ソーシャルビジネス

2007年11月26日

 

国内CO2削減ファンド「エナジーバンク」設立される

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(非製造業)  地球温暖化 

 

日本政策投資銀行と日本スマートエナジーは2007年6月22日、国内初の二酸化炭素排出削減設備導入を目的とするファンド「エナジーバンク」を共同で設立し、大阪ガスとエナジーバンクはファンド運営に関して合意したことを発表した。ファンドは同年8月1日より運用を開始した。エナジーバンクは、当初3年間で省エネルギー設備150億円の導入を目指す。

エナジーバンクは、日本政策投資銀行の「金融ノウハウ」、大阪ガス株式会社の「省エネルギー設備導入ノウハウ」、日本スマートエナジーの「CO2削減評価ノウハウ」を最大限に活用し、天然ガスを利用した省エネルギーおよびCO2排出削減に寄与する設備などへの投資を進め、CO2の排出を削減する。

具体的には、エネルギーサービスという、事業者が顧客先に省エネルギー設備を提供し、エネルギーを供給する対価として、顧客が使用したエネルギー量に応じたサービス料金を受け取ることで、顧客は設備導入の際に必要な初期投資を行なわず省エネルギー設備を導入することができるしくみにより投資を行う。

エナジーバンクが導入対象設備の省エネルギー性を検討し、日本政策投資銀行の融資を受け設備を調達し、エネルギーサービスを大阪ガスに委託する。大阪ガスは設備の設置、維持管理、保守メンテナンス、エネルギー使用量の測定を行い、日本スマートエナジーが有する評価ノウハウによりCO2排出削減効果を検証する。



http://www.osakagas.co.jp/Press/pre07/070622.htm


登録日時: 2007/11/26 04:51:18 PM

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