エネルギー・地球温暖化

2006年09月23日

 

荏原バラード、4万時間の耐久性を持つ家庭用燃料電池のプロトタイプ完成

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業)  環境技術 

 

荏原製作所は2006年6月8日、家庭用コージェネレーションシステム用の第3世代燃料電池スタック(MK1030V3型)のプロトタイプ機が完成したことを発表した。

この燃料電池スタックの運転耐久時間は40,000時間で、第2世代燃料電池スタック比で40%の軽量化、26%の小型化を実現している。2005年にバラードパワーシステム社と荏原製作所・荏原バラード(荏原製作所とバラードパワーシステム社との合弁会社)とで締結した契約にもとづき、バラード社が開発を進めてきた。

荏原バラードはこのプロトタイプを搭載した家庭用コージェネレーションシステムを共同開発先の東京ガス、新日本石油に同年度中に提供する。また、バラード社とのライセンス契約に基づき、燃料電池スタックを自社製造し、2008年以降の家庭用商用機に搭載する。




登録日時: 2006/09/23 01:26:46 PM

英語記事はこちら


 


 

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