エコ・ソーシャルビジネス

2006年04月07日

 

松下、体積が従来の半分のモバイル機器用燃料電池を開発

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  省エネ 

 

松下電池工業は、モバイル機器向けの直接型メタノール燃料電池システムを開発し、2006年1月5日から米国ラスベガスで開催された国際コンシューマ・エレクトロニクス・ショー(CES)に出展した。この燃料電池システムは体積が従来の業界レベルの約1/2の400ccで、真のモバイル性のために必要とされる「長時間駆動」「小型化」「軽量化」を実現するもの。

今回開発のシステムは、出力は平均13W、最大20Wで、200ccの燃料で20時間駆動できる。小型化の核となった技術は、燃料電池の発電部分に必要なだけの燃料を供給する新燃料供給方式。さらに、リチウムイオン電池のアシスト電池を併用することで急激な電力供給の要請に対応する。

松下電池工業は、ユビキタス社会の進展に伴い、ノートパソコン、携帯電話、デジタルスチルカメラなどのモバイル機器の市場が伸びてきていることから、次世代電源の有力候補の一つである燃料電池の開発を約20年前から積極的に進めている。



http://panasonic.co.jp/ec/news/news/060106.html




登録日時: 2006/04/07 06:56:09 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ