2006年01月27日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 政府
エコプロダクツと経営戦略研究会は、経済産業省の委託を受け、今後のエコプロダクツの普及促進に向けた取り組みに関する報告書を2005年8月15日に発表した。
この報告書は、同年1月末から7回開催された研究会での企業や消費者グループなどの取り組み、マーケティングなどのヒアリングや議論などをとりまとめたもの。エコプロダクツの普及促進により、企業にとっては市場競争力が高まり、消費者にとっては製品の省エネ効果やアメニティの向上、将来への安心感などのメリットがあるとしている。また、社会全体が環境負荷の低減に寄与し、企業、消費者、環境の三者間でWin-Winの関係を構築することが大切であることと述べている。
また、これまで製品として販売していたものをサービス化して提供する「サービサイジング」(例:カーシェアリング、照明機能提供サービス)の脱物質化による環境負荷の低減に資する方策の有効性についても述べており、こうした事業のさらなる展開を支援することの重要性についても述べている。
登録日時: 2006/01/27 10:11:09 AM
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