2005年06月26日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 化学物質
2004年11月4日、トヨタ自動車とダイハツ工業は、揮発性有機化合物(VOC)とCO2の排出を同時に低減できる新塗装技術を関西ペイントと共同開発した、と発表した。
VOCは腎障害などの有害性や発ガン性などが指摘され、さらに大気や水域、特に地下水汚染の原因とも考えられている。すでに欧米ではVOCの法規制が実施されており、日本でもVOCの低減は急務とされている。
従来の塗装工程ではVOCやCO2を別々に低減することは可能であったが、同時に低減することは難しかった。新塗装技術はこれらを同時に低減することを可能にした世界初の技術。
従来と比べVOCを約70%、CO2を約15%と大幅に削減し、世界トップクラスの低排出量を実現できる見込み。
http://www.toyota.co.jp/jp/news/04/Nov/nt04_1101.html
登録日時: 2005/06/26 05:13:08 PM
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