2005年03月04日
Keywords: 再生可能エネルギー 3R・廃棄物 企業(製造業) 地方自治体 政府 政策・制度 環境技術
農林水産省は2004年11月5日、農林水産業のバイオマス利活用が加速することを目的としたバイオマス利活用の優良取り組みを表彰した。バイオマス利活用優良表彰は今回初めて。合計で29の取り組み事例が表彰された。
農林水産大臣賞には、京都府京都市のバイオディーゼル燃料化事業と、ソニーのバイオマスプラスチックの技術開発・積極的展開の二点が選ばれた。
京都市は1997年から廃食油を回収し、ゴミ収集車や市バスの燃料として利用を開始。さらに国内でバイオディーゼル燃料の品質規格がない中、市独自の品質規格を策定した。2004年6月にはこの規格を満たす国内最大級の廃食油燃料化施設を整備し、市民と連携した地域の安定的バイオマス利活用システムを形成している。
ソニーは、2002年世界で初めてバイオマスプラスチックを家電製品の筐体に本格採用し、2004年には「難燃性・植物原料プラスチック、新規成型加工の技術開発」に成功した。
京都市のバイオディーゼル燃料化事業、農林水産大臣賞を受賞 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/920-j
登録日時: 2005/03/04 10:06:40 AM
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