エネルギー・地球温暖化

2005年02月24日

 

携帯機器に燃料電池 日立が実用化 愛・地球博で使用

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業)  環境技術 

 

日立製作所は、燃料電池を搭載した情報表示端末を開発し「2005年日本国際博覧会」に出展する日立グループ館で実用化することを、2004年11月11日に発表した。

この携帯型の情報表示端末は「Nature Viewer」と呼ばれ、ユビキタス情報社会の一端を担っていく技術であるモバイル機器向け燃料電池、iVDR mini、ミューチップリーダを基幹部品として搭載しており、情報を表示する3.5インチの液晶ディスプレイと、2つの選択ボタンがついている。

来場者は、日立グループ館のプレショーにおいて、世界最小クラスの非接触ICチップであるミューチップを内蔵した展示物へ携帯端末をかざすことによって、液晶ディスプレイに表示される映像コンテンツを鑑賞できる。

携帯端末の連続稼動時間は13時間。燃料電池とリチウムイオン電池のハイブリッド方式にすることにより可能となった。同社では、携帯端末に使われる燃料カートリッジの量産化に向けて、実用化設計の推進に取り組んでいる。



http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/11/1111b.html




登録日時: 2005/02/24 12:42:14 PM

英語記事はこちら


 


 

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