2004年11月05日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 交通・モビリティ 企業(非製造業) 地球温暖化
東海求人サービスは、名古屋市内においてカーシェアリング事業、「りんくる(Linkul Car Sharing)」を2004年10月1日から開始することを発表した。りんくるとは、「人と車、車と環境、現在と将来とリンクする車」を意味している。
カーシェアリングは、少数の車を多数の利用者で共同利用するしくみで、都市部における渋滞・排気ガス・駐車場不足といった交通諸問題の解消、都市環境の改善が図れるため、欧米の都市を中心に積極的な取組みが行なわれている。
今回の事業では、日本初のカーシェアリング事業会社であるシーイーブイシェアリング株式会社がITS(高度道路交通システム)を使ったサービスを提供し、自動車の無人貸出・返却を行なう。
ICカードを認証するカードリーダーを車両本体に取り付けたことで、車両ステーションにキーボックス等を設置する必要がなく柔軟な拠点展開が可能となった。名古屋市内の4箇所の車両ステーションで専用車10台を運用する。
東海求人サービスは3年間で名古屋市内および郊外にて、20-30箇所の車両ステーションの展開を計画。将来的には日本各地のカーシェアリング事業者のネットワーク化を図り、国内におけるカーシェアリングの普及をめざす。
登録日時: 2004/11/05 02:24:05 PM
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