2004年09月17日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 企業(非製造業) 水 生態系・生物多様性
日本気象協会は、2004年6月、京都電子工業と共同で簡易酸性雨計測装置を開発、販売を開始した。この装置は、既設のテレメータ(雨量計)やデータロガー(データ収録、パソコン解析用の機器)に接続するもので、雨量と同時に酸性雨・導電率の記録ができる。
2種類のセンサーを取り付けることができるため、pH計測センサーだけでなく、塩分センサーも装着して、塩分計測器としても利用できる。酸性雨や塩害のモニタリングのほか、農作物の維持管理、森林施行、天然記念物や重要文化財の維持管理などにも活用できる。
感雨センサー等を装着している従来の酸性雨計測機器は、構造が非常に複雑で、高額だったが、今回、開発された簡易酸性雨計測器は、構造を簡略化しただけではなく、従来使っている転倒マス式雨量計に装着できるメリットがある。
大きさは、直径30センチメートル、高さ25センチメートルの円筒形。価格は税込で367,500円から。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/1284
登録日時: 2004/09/17 05:24:02 PM
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