2004年08月12日
Keywords: 政策・制度 交通・モビリティ 企業(非製造業) 地球温暖化 政府
国交省は「2004年度アクションプログラム」を策定した。新プログラムの主なポイントは以下の通りである。
(1)荷主と物流事業者の連携の強化による、環境負荷の小さい「グリーン物流」の促進
(2)鉄道・通運両者の取組み強化による、荷主ニーズへの的確な対応
(3)海上輸送の環境負荷低減に資する「スーパーエコシップ」等の普及促進による、内航海運の強化
(4)事業者の環境への取組みに対する、支援・評価体制の強化
貨物の輸送手段をトラック輸送から鉄道輸送や海運へと転換する「モーダルシフト」は、2002年3月に政府決定された「地球温暖化対策推進大綱」において、物流分野における取組みの柱に位置付けられている。このため、国土交通省は2003年5月、早期実施が望ましい各種施策をとりまとめた「モーダルシフト促進に向けた2003年度アクションプログラム」を策定し、その実施に努めてきた。
しかしながら、現在の対策だけではCO2排出量の削減目標の達成は極めて困難であり、「地球温暖化対策推進大綱」も、2005年からの第2ステップに向けた見直しの時期を迎えていることから、今回新たな施策を盛り込み「2004年度アクションプログラム」として打ち出した。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/15/150602_.html
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/15/150602/01.pdf
登録日時: 2004/08/12 04:19:46 PM
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