エコ・ソーシャルビジネス

2004年07月20日

 

凸版印刷とソニー、25GBペーパーディスクの開発に成功

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  企業(非製造業)  環境技術 

 

凸版印刷とソニー両社は、紙素材のペーパーディスクの開発に成功、2004年4月に米国で開催された光ディスクの学会において発表した。

両社が開発したペーパーディスクは、紙素材(紙化率51%以上)の光ディスク媒体で、ハイビジョン映像をそのままの画質で2時間以上録画できることで知られるブルーレイディスクのディスク構造に基づいた容量25GBの再生型。

ブルーレイディスクは、ディスク基板にレーザー光の透過性を必要としないため、紙の素材を利用した光ディスクの開発が可能となった。ディスクの大容量化は、単位情報量あたりの材料使用量の減少につながる。紙への印刷により、意匠性の高いラベル表示が可能となる。また、ハサミで容易に切ることができ、廃棄時における情報保護にも役立つ。

光ディスクの生産量は、全世界で年間約200億枚と増大しているが、紙素材と印刷技術によりコスト削減も見込まれることから、用途が広がるとしている。今後、両社はペーパーディスクの実用化に向けて開発を推進する。



http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200404/04-0415/index.html




登録日時: 2004/07/20 12:08:15 PM

英語記事はこちら


 


 

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