エコ・ソーシャルビジネス

2004年06月21日

 

日産、燃料電池車を神奈川県と横浜市に納車

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  交通・モビリティ  企業(製造業)  企業(非製造業)  地方自治体  地球温暖化  省エネ 

 

日産自動車は、2004年4月7日、燃料電池車「X-TRAIL FCV」を、神奈川県と横浜市にそれぞれ1台ずつリース販売し、納車した。神奈川県、横浜市の燃料電池車導入は、首都圏の自治体としては初めて。

神奈川県内には、燃料となる水素の供給ステーションが6ケ所と最も多く設置されており、4ケ所(うち横浜市内に3ケ所)開所済み、他2ケ所は2004年度中に開所予定。

導入後は、低公害車の普及促進の啓発等に燃料電池車を活用するとともに、走行データ収集等においては、神奈川県、横浜市と今後も協力し、燃料電池車のさらなる研究開発に活かしていく考え。

日産自動車の燃料電池車「X-TRAIL FCV」のリース販売は、2004年3月29日に納車したコスモ石油に続き、3台目。

X-TRAIL FCVは、5人乗り、最高時速145km、航続距離350km以上。燃料電池は、米国UTC Fuel Cells の固体高分子型で、圧縮水素ガスを燃料とする。また、カルソニックカンセイと共同開発した、ニ酸化炭素を冷媒としたカーエアコンを搭載しているので、暖房効果が高く、従来より使用されている代替フロンに比べて地球温暖化への影響が極めて小さい。




http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH180-LO4-TI1034-CI775-IFY-MC109,00.html




登録日時: 2004/06/21 12:04:09 PM

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