エコ・ソーシャルビジネス

2004年02月06日

 

INAX、『節水ESCO』事業を開始

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)   

 

INAXは、2003年12月4日、節水を切り口としたトイレリニューアルのソリューションサービ『節水ESCO』を本格的に展開することを発表した。『節水ESCO』とは、INAXの節水を切り口にしたビジネス名称で、Environmentally Smart Control(エコで賢い水利用)を示す。

『節水ESCO』事業では、トイレをリニューアルする時の節水機器導入に際して、節水診断、リニューアル工事、節水効果金額、工事資金調達などの包括的なサービスを同時に提供。その結果得られる節水効果を保証するとともに、上下水道利用料金の削減分を活用して初期投資費用を軽減するサービス事業。契約期間終了後、上下水道料金の削減分はすべて顧客の利益となる。

たとえば、ひとつのモデルとして、20階建て、2,800名の就業オフィスビルのトイレリニューアルをした場合、年間の節水金額を10年間『節水ESCO』サービス料として支払うことで初期投資を軽減、11年目から顧客の利益となる。この場合、節水効果は約44%減、CO2換算で約4,200㎏/年削減となるという。

同社では、従来の設備機器販売ビジネスとは異なり、「経済性」と「環境保全」を両立させる新しいビジネスモデルによって、トイレのリニューアル需要を創造し、売上拡大と収益性の向上および、企業イメージアップをはかる考え。売上目標は3年後の2006年に100億円/年を計画している。



http://www.inax.co.jp/company/news/html/2004_03/1204_2.html




登録日時: 2004/02/06 09:11:11 AM

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