エネルギー・地球温暖化

2003年09月27日

 

環境省、国立・国定公園での風力建設に関する検討会を開始

Keywords:  再生可能エネルギー  地球温暖化  政府  生態系・生物多様性 

 

環境省は、2003年8月1日に、「国立・国定公園内における風力発電施設設置のあり方に関する検討会」を立ち上げた。今年度内に許可基準をまとめる方針。

国立・国定公園内には多くの風力発電の適地があり、風力発電の施設設置に関する自然公園法の許可基準の緩和を求める提案が出されている。

現在、国立公園の特別地域は規制が厳しく、工作物を建設するには、環境相の許可が必要。現在、自然公園内で風力発電の設置が認められているのは、ほとんどが研究用か自家発電用の用途に限られている。

日本の風力発電は、2002年で576基、計46万3,000キロワット分が稼働している。政府の地球温暖化対策推進大綱では、2010年に300万キロワットを目標としている。風の強い自然公園内での設置を求める声がある一方、自然保護団体などでは渡り鳥への影響などを懸念している。




http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=4240





登録日時: 2003/09/27 11:51:50 AM

英語記事はこちら


 


 

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