政策・制度・技術

2003年03月17日

 

環境省、化学物質アドバイザー(仮称)募集

Keywords:  政策・制度  化学物質  政府 

 

環境省は、化学物質に関するリスクコミュニケーション推進を手助けする人材を化学物質アドバイザー(仮称)として育成・活用するため、講習・登録・派遣を試験的に行なうパイロット事業を開始する。化学物質アドバイザーのニーズや求められる能力・業務等を把握することがこの事業の目的。

化学物質アドバイザーの役割は、市民・企業・行政からの要請に応じて、化学物質や化学物質による環境リスク、PRTR制度(化学物質排出移動量届出制度)の仕組みに関する疑問に答えたり、関連する情報を提供することによって、関係者相互の意思疎通を推進すること。具体的には、市民グループや企業の勉強会の講師を務めたり、関連する会議に同席して適切なアドバイスを提供したり、必要に応じて専門家の紹介を行なったりする。

今回、初めての講習会参加者の募集が行なわれているが、受講者は受講資格に合致し、さらに事前試験に合格した20名程度が選定される予定。環境省では、化学物質アドバイザーをめざす人のために専用ホームページを設け、講習のテキストも公開している。



http://www.env.go.jp/chemi/communication/2-1.html




登録日時: 2003/03/17 02:27:19 PM

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