2014年10月27日
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電機大手のNECは2014年7月8日、これまでの企業キャリアを活かし、社会貢献やソーシャルビジネスを志す人を対象にした講座「NEC匠塾」を開講することを発表した。シニア層が、NPO・NGOの専門ボランティア(プロボノ)や、ソーシャルビジネス起業に挑戦する足がかりとし、地域におけるあらたな起業や雇用創出等につなげる一助とする。
「NEC匠塾」は、NECと一般社団法人日本フィランソロピー協会との協働で開講される、約半年間の連続講座。受講者は、ライフ・プラン・ワークショップ、社会貢献基礎講座、ボランティア体験等を通じて、自らのキャリアを振り返り、その経験やスキルを社会の問題解決のために活かす手がかりを学ぶ。
2011年より毎年開講されており、これまでに25名が受講。約7割にあたる17名が、NPOやソーシャルビジネス等の新たなステージで活躍している。
また、2014年1月に開催されたダボス会議のレポートに掲載されている、慶応義塾大学大学院・石倉洋子教授による報告書「女性とシニアによる日本経済の再活性化」内で、先駆的な取り組みとして紹介されるなど、外部からも高く評価されている。