生物多様性・食糧・水

2014年01月19日

 

味の素、ガーナの子どもたちに栄養サプリメントを提供

Keywords:  食糧  企業(製造業)  国際 

 

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総合食品メーカーの味の素は2013年9月12日、国連開発計画(UNDP)の官民連携プログラムである「ビジネス行動要請(Business Call to Action: BCtA)」(民間企業による、商業的な成功と持続可能な開発を両立するビジネスモデル構築を支援する取り組み)に参加すると発表した。ガーナにおける栄養改善推進のため、栄養と食品科学に関する専門知識を提供し、2017年までにおよそ20万人の離乳期の子どもたちに栄養サプリメント「KOKO Plus」を提供する。

「KOKO Plus」は、ガーナにおける伝統的離乳食"KoKo"(発酵コーンを用いたお粥)に添加する栄養サプリメントで、味の素が2009年よりガーナ大学および栄養改善を進めるNPOと共同で離乳期の子どもの栄養改善のために開発した。「KOKO Plus」には食品科学において、長年、味の素グループが積み重ねてきた独自の専門知識が活かされている。また、サプリメントの原料調達、加工、販売すべてを現地で行うことにより農民を支援し、現地雇用を創出する。

今回の取り組みでは、栄養サプリメントの普及をソーシャルビジネスモデルとしたい味の素や、栄養改善を目指す各国の援助機関、官民連携を積極的に推進しているJICA(国際協力機構)などがお互いのノウハウを活かし、共同でガーナでの栄養改善を目指す。

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