教育

2013年12月05日

 

相原高生徒と中小企業、古畳をリサイクル利用した屋上緑化の効果を実証

Keywords:  教育  NGO・市民  企業(非製造業)  地方自治体  環境技術 

 

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神奈川県は2013年8月6日、同県立相原高校の学生が地元中小企業グループと進めてきた研究の結果、古畳を再利用した屋上緑化が真夏の冷却効果と真冬の保温効果を持つことが実証されたと発表した。2007年から2011年まで4年間の研究の成果がまとまって、日本緑化工学会に技術報告として提出された。

廃棄される古畳、太陽光、雨水を利用してすべて自然のエネルギーにより屋上緑化を行うという研究で、相原高校の環境緑地・土木科の生徒たちが、相模原市内の異業種の中小企業のグループ「さがみモノづくり研究会」と連携して取り組んだ結果、古畳による屋上緑化で真夏で1.6℃の冷却効果、真冬で3℃の保温効果があることなど多くのデータが得られた。

神奈川県では、今回の研究の成果を環境教育に関わる効果的な教材として、また屋上緑化のグローバルな利用と普及に向けた取り組みの一つとして役立てていくとしている。

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