2013年07月02日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス NGO・市民
日本経済新聞社は2013年4月16日、「日経ソーシャルイニシアチブ大賞」の受賞者を決定した。様々な社会的課題をビジネスの手法で解決する「ソーシャルビジネス」の分野で、先駆的な事業を表彰するもの。380件の応募の中から大賞のフローレンスなど4団体が選ばれた。
大賞を受賞したNPO法人フローレンスは、子育てと仕事の両立が当たり前の社会を目指し、2005年から日本初の病児保育サービスを行っている。急に発熱したなどの子供の自宅に保育スタッフが訪れマンツーマン保育を行う。また、かかりつけ医に連れて行く受診代行をしたり、東京23区と神奈川県川崎市・横浜市の一部ではドクターの往診を実施する。
現在東京都の23区と4市、神奈川県の川崎市、横浜市、千葉県の浦安市、市川市の働く家庭約2000世帯をサポートしている。
さらに、待機児童問題解決のため、2010年から空き住戸を使った小規模保育事業「おうち保育園」を開設しており、現在東京都に9園ある。この取り組みは国の待機児童政策に採用された。
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