エコ・ソーシャルビジネス

2013年06月15日

 

HASUNA、エシカルジュエリーを通じて途上国支援

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(非製造業) 

 

JFS/Japanese Company's Ethical Jewelry Line Making a Difference in Developing Countries
Copyright 株式会社HASUNA


フェアトレード素材やリサイクル素材を使用したエシカルジュエリーブランドを展開する株式会社HASUNAは2013年3月6日、都心・新宿にある百貨店のアクセサリー売場に常設店舗を出店した。同社は2009年に代表取締役である白木夏子氏が「援助ではなく、ビジネスという対等な立場で貧困問題を解決したい」という思いから立ち上げた。

途上国の貴金属の採掘現場や生産・流通過程では、環境汚染や紛争、児童労働が行われている可能性がある。2012年の米国労働省の報告によると、ダイヤモンド採掘については7カ国の鉱山で児童労働および強制労働が確認されている。

同社はエシカルを「人や社会・自然環境に配慮をすること」とし、ジュエリーに使用する素材がどこの鉱山から誰の手によって採掘されたのかが分かるものを、可能な限り使用している。

ボツワナ産のダイヤモンド、コロンビアの金は、紛争や児童労働がなく、有害な化学物質を使用しないなど、環境に配慮して採掘されたものを使用。その他、中米のベリーズの貝殻などを使用した、人にも自然環境にも優しいジュエリーを取り扱う。現在、東京・名古屋を中心に直営店を3店舗運営。今後は関西方面や海外へマーケット展開をしていく予定。

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参照元

株式会社HASUNA


 

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