エネルギー・地球温暖化

2013年02月28日

 

2011年の地中熱利用ヒートポンプ設置数、前年比43%増

Keywords:  再生可能エネルギー  政府 

 

環境省が2012年11月13日に発表した地中熱利用ヒートポンプシステムの設置状況の調査結果によると、2011年の設置件数は207件で、2010年の145件に比べ43%増加し、2010年も前年比25%増加している。同システムが省エネ対策及びヒートアイランド現象の緩和対策として有効であるため、ここ数年急速に増えていることが分かる。

同省は政府のエネルギー・環境会議において策定された「革新的エネルギー・環境戦略」の中に地中熱の利用拡大が位置づけられたことから、それを推進するための基礎資料とするため、本調査を実施した。

累積設置件数は990件で、施設別に見ると、住宅が434件で最も多く、次いで事務所の114件、公共施設72件。都道府県別では、北海道322件、東京都87件、岩手県72件、青森県50件、秋田県49件の順となっている。

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