2012年06月24日
Keywords: 交通・モビリティ 地方自治体 地球温暖化
東京都福生市は、地球温暖化対策への取組みとして、電気自動車と電動アシスト自転車のシェアリングサービスを2012年から開始した。市民のみならず観光客も利用対象としたもので、都内では初の試み。
福生市は、市民参画による環境基本計画や温室効果ガスのマイナス50%を目標に掲げた地域新エネルギービジョンの策定等により「環境先進都市・福生」を目指している。その一環で「次世代モビリティ活用モデル事業」の実証実験として、カー&サイクルシェアリングを展開するもの。
利用者は、市内数箇所にあるステーションを拠点として、市が導入した電気自動車、電動アシスト自転車を共有する。メインとなる拠点は、観光案内所も兼ねて「まちなかおもてなしステーションくるみる ふっさ」と命名し、観光PRも行なっている。
自動車を「所有」することなく、電気自動車と電動アシスト自転車をより多くの人が積極的に「共有=シェアリング」することで、CO2排出量を抑制し環境負荷の低減を図るとともに、地球にやさしいまちづくりを目指している。
首都圏2都市で貸し自転車の社会実験(関連のJFS記事)
カーシェアリング「タイムズプラス」の会員数、急増中(関連のJFS記事)
岡山県庁、県保有の電気自動車を県民に無料で貸し出し(関連のJFS記事)
登録日時:2012/06/24 06:00:15 AM