教育

2012年05月27日

 

第3回エコ大学ランキング 名古屋大学が大規模大学初の1位に輝く

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JFS/Nagoya University Wins Eco-Friendly Award -- A First for a Large Japanese University
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環境NPOエコ・リーグを中心に結成されたCampus Climate Challenge実行委員会は2011年10月26日、大学の環境への取り組みについて調査した第3回エコ大学ランキングの結果を発表した。総合部門では昨年5位だった名古屋大学(575.5点)が大規模大学として初めて1位を獲得した。

名古屋大学には実験系設備や付属病院があり、エネルギー消費量が大きいことから、空調システムの運用改善及び設備機器への更新で省エネを行うESCO事業を導入。対策が難しい大規模大学において、積極的に独自の取り組みを行っていることが評価につながった。私立大学部門では、自然エネルギーの積極的な導入により郡山女子大学(517点)がトップになった。

3年目となる今回のランキングでは、「エネルギー・CO2」「環境対策実施状況」「環境マネジメント」「学生との協働・教育」の4項目に分け、全国744大学法人を対象にアンケート調査を行い、そのうち166大学法人から回答を得た。

全体の傾向として、昨年度と比較して各大学とも対策状況が改善していること、今夏の電力需要逼迫の影響などにより節電・省エネ対策の実施が進んでいることなどが明らかになった。

第2回エコ大学では三重大、私立では日本工業大が1位に(関連のJFS記事)
【学生環境活動】JFS記事 大学の取り組み
【学生環境活動】エコ・リーグ

登録日時:2012/05/27 06:00:15 AM


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