トヨタ　プラグインハイブリッド車の量産販売を開始

トヨタは2012年１月30日、プラグインハイブリッド車「プリウスPHV」の個人向け販売を開始した。量産PHVの販売は国内初。PHVはハイブリッド走行が可能なことから電池切れの心配がない上、高容量のバッテリーにより、EVとしての走行距離も飛躍的に伸び、ガソリン消費量もCO2排出量も低減できる。

PHVでは、これまでのハイブリッド車で使われているニッケル水素電池を、小型で高出力のリチウムイオン電池に変更し、高容量バッテリーを実現した結果、EV走行が26.4kmまで可能になった。運転手の半数以上は１日当たりの走行距離が25km以下という国の調査データもあり、EVとしての利用が広がることが期待される。

自宅で簡単に充電ができることも大きなメリットで、AC200V電源であれば約90分で満充電できる。また、EVに必要な電力を使い切った際には、ハイブリッド走行に切り替わることから、充電場所やバッテリー残量を気にせずに長距離走行ができる。

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登録日時：2012/04/18 06:00:15 AM