交通・モビリティ

2011年01月07日

 

経済産業省、第一期EV・PHVタウンによるベストプラクティス集を公表

Keywords:  交通・モビリティ  地方自治体  政府 

 

経済産業省は2010年8月4日、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の本格的な普及を目指して選定したモデル地域「EV・PHVタウン」で実施されている、趣向を凝らした先進的な普及推進の取り組みをベストプラクティス集として公表した。

今回公表された第一期EV・PHVタウンベストプラクティス集では、神奈川県や新潟県によるEVタクシー導入事業、京都府、青森県、長崎県で実施されているEV・PHVと観光のコラボレーション、青森県や新潟県によるEV利用者へのエコポイント付与など、8件の特徴的な取り組みが紹介されている。

そのうちの1つが京都府によるEV観光。これは、EVやPHVのタクシーやレンタカーで主に京都市内にある27の参加寺院・神社を訪れた観光客に記念品の贈呈など特別優待を実施する一方、タクシーやレンタカーの事業者は、事業収益の一部を府内文化財の保護を目的とした基金に寄付するという取り組み。

他にも、走行中に電池切れとなったEVを後部座席に搭載した充電器ですばやく充電するレスキュー用EV「助っ人EV」の開発という、世界初の試みとなる新潟県の取り組みも紹介されている。

経産省 電気自動車等の普及に向けた「EV・pHVタウン」を選定(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029387.html
経産省 環境ビジネスのベストプラクティス集を公表(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028937.html


登録日時:2011/01/07 06:00:15 AM

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