幸せ・レジリエンス

2011年10月16日

 

「日本は子育てしやすい」5割超え 内閣府の国際意識調査

Keywords:  幸せ  NGO・市民  政府 

 


内閣府が2011年5月19日に発表した「少子化社会に関する国際意識調査」によると、日本で「自国を子育てしやすい国だと思う」と回答した人は、前回調査の47.7%から4.9ポイント増え、52.6%であった。

同調査は、少子化の背景要素となる自立・結婚・子育て観等について、日本と諸外国の国民の意識を調査・分析し、子ども・子育ての施策推進に役立てるために実施されたもの。今回の調査は2005年に続く2回目で、2010年10月から12月に日本、韓国、米国、フランス、スウェーデンの5カ国で20歳から49歳までの男女(各国1,000サンプル)を対象に行われた。

自国を子育てしやすい国だと思う人が最も多かったのは97.1%のスウェーデンで、米国(75.5%)、フランス(72%)が続き、最も低かったのは16.2%の韓国であった。「子どもの数を今よりも増やさない、増やせない」とした人が多かったのは日本(47.5%)と韓国(43.9%)で、逆に米国、フランス、スウェーデンの3カ国では「希望する子ども数になるまで子どもを増やしたい」が最も高かった(順に、62.7%、61.5%、76.1%)。

また日本では、結婚を支援する施策として「雇用対策」が重要と回答した人が、前回調査から15ポイント増加し、50.5%と最も多かった。

登録日時:2011/10/16 06:00:15 AM

English  

 

参照元

内閣府「少子化社会少子化社会に関する国際意識国際意識調査」結果の公表について
【概要版】
http://www8.cao.go.jp/shoushi/cyousa/cyousa22/kokusai/pdf-gaiyo/press.pdf
少子化社会に関する国際意識調査 報告書 【概要版】
http://www8.cao.go.jp/shoushi/cyousa/cyousa22/kokusai/pdf-gaiyo/s1.pdf


 

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