2011年02月23日
Keywords: 生態系・生物多様性 企業(製造業) 企業(非製造業) 政府
生物多様性の保全および持続可能な利用等、生物多様性条約の実施に関する民間の参画を推進するプログラム「生物多様性民間参画イニシアティブ」の活動の主体となる「生物多様性民間参画パートナーシップ」が、2010年10月26日、生物多様性条約COP10開催中の名古屋国際会議場において発足した。
日本経済団体連合会(経団連)、日本商工会議所および経済同友会は同年5月、同パートナーシップへの参加の呼びかけを開始。パートナーシップでは生物多様性に資する取組に参画し、その取組を向上させるという目的を達成するために示された行動指針に沿った活動を実践、推進することが求められる。
行動指針は「生物多様性や自然の恵みの重要性を認識し、経営の基本に反映させる」「自らの事業活動による生物多様性への影響の把握・分析、及び事業の進め方の改善に努める」「生物多様性問題の取り組みに関する情報の適切な発信、及び共有を図る」を含む15項目あり、1項目以上の活動を実践するとしている。
11月26日現在、参加事業者会員数は400に達した。事業者どうしが、14の経済団体会員、11のNGO・研究者会員、9つの公会員等、事業者の取組を支援する関係者を交えて、ホームページやメールマガジン等を通じて情報共有、経験交流を図る。
日本経団連、COP10の成功に向けた提言を発表(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030231.html
登録日時:2011/02/23 06:00:15 AM
生物多様性民間参画パートナーシップ ホームページ
http://www.bd-partner.org/