エコ・ソーシャルビジネス

2011年02月22日

 

東レ、環境配慮型製品の2009年度売上が過去最高を更新

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業) 

 

繊維、化学大手の東レは2010年9月29日、同社グループが販売する環境配慮型製品の2009年度売上高が前年度比6%増の2,889億円と過去最高を更新したと発表した。環境配慮型製品とは、省エネルギー、新エネルギー、バイオマス、水処理、空気浄化、環境負荷低減、リサイクルといった環境貢献区分の中で、製品のライフサイクル全体を通じていずれかに該当するか、または重要な役割を果たす製品群を対象としている。

2009年度は、軽量エンプラ樹脂、機能性繊維など省エネルギー分野向けでの販売と、太陽電池バックシート関連素材やリチウムイオン電池の製造設備など新エネルギー分野が売り上げを伸ばした。

同社は2008年に「全ての事業戦略の軸足を地球環境におき、持続可能な低炭素社会の実現に向けて貢献していく」との事業方針を打ち出し、日本の総合化学企業でいち早くLCA(ライフサイクルアセスメント)思想に基づくLCM(ライフサイクルマネジメント)環境経営を推進してきた。

集計を開始した2004年度以来、環境配慮型製品の事業規模が伸び、2009年度の全社売上高に占める割合は、2004年度の10%から21%へと拡大した。 2010年度は2009年度比28%増の3,700億円の売上を目指すとしている。

東レ、温室効果ガス排出量の削減の加速(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024070.html

登録日時:2011/02/22 06:00:15 AM

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参照元

2010年度『環境配慮型製品』で売上高3,700億円を目指す
http://www.toray.co.jp/news/eco/nr100929.html


 

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