お金の流れ

2011年02月04日

 

企業の社会貢献活動、厳しい経済環境下でも1社平均4億円台を維持

Keywords:  お金の流れ  企業(製造業)  企業(非製造業) 

 

日本経団連の社会貢献推進委員会と「1%(ワンパーセント)クラブ」は2010年10月19日、2009年度における社会貢献活動実績調査を公表した。09年度における社会貢献活動に関する支出額は、回答のあった348社の合計が1,533億円、1社当たり平均で4億4,100万円と、08年度に比べ5.2%減ったものの、厳しい経済環境下で4年連続4億円台を維持した。

支出総額に占める分野別の支出額の比率は「教育・社会教育分野」「学術・研究」「健康・医学、スポーツ」「環境」の順となっている。支出内訳は、金銭寄付を含む「各種寄付」が67%で、企業が自ら企画、あるいはNPOと協働・連携して実践する「自主プログラム」の支出額が28%。

社会貢献推進のための各社の関連制度整備状況は、「基本的な方針の明文化」「担当役員の任命」「専門部署または担当者の設置」の各制度を導入している企業が約60%に上った。

同調査は、2010年7月~9月、日本経団連会員企業と1%クラブ法人会員の合計1,306社を対象に実施され、367社が回答した。日本経団連では1991年から毎年前年度の社会貢献活動への各社の取り組み状況に関する調査を実施している。(「1%クラブ」については、末尾のJFS過去記事を参照のこと。)

日本経団連、「2006年度社会貢献活動実績調査結果」を発表(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024781.html

登録日時:2011/02/04 06:00:15 AM

English  

 

参照元

日本経団連タイムス No. 3017
http://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/
times/2010/1021/05.html

2009年度社会貢献活動実績調査結果【概要版】
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2010/095/
gaiyo.pdf


 

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