エネルギー・地球温暖化

2011年01月05日

 

自然エネルギーを利用する「六ヶ所村スマートグリッド実証実験」開始

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業) 

 

日本風力開発、トヨタ自動車、パナソニック電工、日立製作所は2010年9月15日、青森県六ヶ所村において、低炭素社会実現に向けた効率的なエネルギー利用を実証することを目的に、世界初の大規模蓄電池併設型の二又風力発電所を活用した住民居住型のスマートグリッド実証実験を同月より2012年7月まで行うと発表した。

系統電力から独立した電力網であるクローズドグリッドを構築し、自然エネルギー発電を電源として電力供給側と需要側を協調させ、エネルギー効率の最適化を実証しようとするもの。供給側設備は、風力発電51MW(34MWの蓄電池併設)と太陽光発電100kW(100kWの蓄電池併設)。需要側は、実生活環境を備えた「スマートハウス」6棟、プラグインハイブリッド車8台、充電スタンドなど。

実験内容は、「様々な電力事情を模擬することが可能な電力環境を利用し、対象となる国・地域に合わせ、各種需給調整手法の実効性とエネルギーマネジメントシステムの機能評価」「地域で異なる様々なニーズに応えるための電力供給システムの技術確立」「自然エネルギー発電状況に応じた電力貯蔵・放電など技術的にレベルの高い制御」など。


日本風力開発 風力発電への蓄電池併設で米国企業にノウハウ提供(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029160.html


登録日時:2011/01/05 06:00:15 AM

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