エネルギー・地球温暖化

2010年12月12日

 

環境省 温泉エネルギー活用加速化事業に8億5000万円を要求

Keywords:  再生可能エネルギー  政府 

 


環境省は2010年8月25日、2011年度予算の「温泉エネルギー活用加速化事業」として8億5000万円を盛り込む方針を明らかにした。新規事業として、温泉発電設備の設置を計画している。

日本には多数の温泉が存在するが、その半数に当たる約14,000の温泉は、湧出温度が42度以上の高温温泉。これらの多くが、大気中に熱を放散させるなど、温度を低下させてから浴用に利用されている。温泉発電とは、この温度差エネルギーを回収して発電を行う仕組みで、近年開発が進んでいる。

温泉発電が可能な温泉地は、全国で1,500カ所以上に上る。同事業では、ホテルや旅館など20件程度を対象に、出力50kWの発電設備設置費用の半額を補助する予定。実施期間は、2011年度から2013年度までの3年間としている。

新潟県・松之山温泉で温泉発電の実用化に向けた実証研究へ(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030122.html

平成23年度環境省概算要求・要望主要新規事項等の概要
http://www.env.go.jp/guide/budget/h23/
h23-gaiyo.html

温泉エネルギー活用加速化事業
http://www.env.go.jp/guide/budget/h23/
h23-gaiyo/009.pdf

登録日時:2010/12/12 06:00:15 AM

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