生物多様性・食糧・水

2010年10月25日

 

農水省、農産物のカーボンフットプリント表示モデル事業を実施

Keywords:  食糧  政府 

 

農林水産省は2010年8月2日、農林水産物分野の「CO2の見える化」を推進するため「農林水産物のカーボンフットプリント(CFP)表示モデル構築」事業を三菱総合研究所(MRI)を補助事業者として実施すると発表した。

MRIは、「1.農林水産物のPCR(商品種別算定基準:製品ごとのCFPの算定・表示に関するルール)原案作成」および「2.農林水産物のC FPの算定・表示」について参加希望の事業者を募集・選定し、事務局業務を行う。これらの活動期間は201年8月から2011年3月。

検討対象品目は、1については「麦・豆」「茶」「生乳」、参加者の提案品目のうちの3~4品目、2については1の3品目等に加えて、2009年度にPCR原案策定済みの「うるち米」「野菜および果実」「バナナ(生食用)」「花き」の4品目。

1では品目ごとのWG活動によりPCR原案を作成し、有識者等で構成するPCR等検討委員会に報告する、同委員会では事業全般の議論を行う。2の参加者はCFPの算定に必要なデータを収集し、算定された製品を試験販売する。MRIはCFPの算定・表示にかかわる支援を行う。

農水省、農産物の省CO2効果の「見える化」検討へ(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024932.html

農林水産分野のカーボンフットプリント表示モデル事業における参加者の募集について
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/
kankyo/100802.html

http://www.mri.co.jp/NEWS/press/
2010/2020856_1395.html

登録日時:2010/10/25 06:00:15 AM


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