2010年07月14日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス NGO・市民 企業(製造業)
電機大手のNECは2010年4月27日、国内企業として初めて社員のプロフェッショナルスキルを活用した社会貢献活動・プロボノプログラムをスタートすると発表した。プロボノプログラムとは、社会人が、金銭ではなくプロフェッショナルスキルやビジネスで培ったノウハウなどを生かして、NPOなどを支援する新しい社会貢献活動の手法。
同社では、この手法を使って「NEC社会起業塾ビジネスサポーター(NEC版プロボノ)」として、社会起業家を支援する。「NEC社会起業塾」は、起業家の育成を目的としたNPO法人ETIC.とNECが協働して2002年から開催しているもので、今回は新しい社会貢献プログラムとして開始する。
目的は、NECグループのプロフェッショナルスキルを活用して、社会起業家の抱えている課題に解決策を提供すること。同社社員の社会変革の現場への参画により、生活者視点からの感覚を磨き、新プロダクトや新サービスの創出を促すこと。
また、これまで全世界の社員が参加していた地域密着型のボランティア活動・MDD(NEC Make-a-Difference Drive)を発展させ、地域を超えたネットワーク型の社会貢献活動に拡大することも目的としている。
【サステナビリティカレッジ講義録】若い力で地域の課題に取り組む(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028818.html
「NEC社会起業塾ビジネスサポーター(NEC版プロボノ)」をスタート
http://www.nec.co.jp/press/ja/1004/2702.html
NPO法人ETIC.
http://www.etic.or.jp/
登録日時:2010/07/14 06:00:15 AM