エネルギー・地球温暖化

2010年05月24日

 

ホンダ、家庭用次世代ソーラー水素ステーションの実証実験を開始

Keywords:  再生可能エネルギー  交通・モビリティ  企業(製造業) 

 

JFS/Honda Develops Next Generation Solar Hydrogen Station for Home Refueling
Copyright 本田技研工業株式会社


ホンダは2010年1月27日、燃料電池電気自動車への水素供給装置として、ガレージに収まるコンパクトな家庭用サイズの次世代ソーラー水素ステーションの実証実験をアメリカで開始したと発表した。

次世代ソーラー水素ステーションは、独自技術の高圧水電解システムにより、水素の製造と圧縮を一体化することで、コンプレッサーが不要となり、小型・低騒音・低コスト化を実現したもの。これにより、8時間で約0.5kgの水素が供給され、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」が約50km走行できる。

今回の実証実験では、水素を貯蔵する高圧水素タンクを用いないシステムを採用。システム全体をさらに小型化することで、家庭に導入しやすいサイズとしている。なお、今回のシステムに従来同様に高圧水素タンクを組み合わせることで、将来的に家庭だけでなく様々な環境や用途への幅広い対応が可能となる。

この次世代ソーラー水素ステーションは、公共の水素ステーション・ネットワークの補助的役割を果たすことを念頭に設計。約5分間で急速充填を行うことができる公共の水素ステーションと組み合わせることにより、燃料電池電気自動車ユーザーの多様なニーズに対応するものとしている。

Honda、家庭用 次世代ソーラー水素ステーションの実証実験開始
http://www.honda.co.jp/news/2010/4100128.html?from=rss

登録日時:2010/05/24 06:00:15 AM

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