最新の設備を導入した環境配慮型コンビニエンスストアの出店続く

国内コンビニエンスストア大手が、最新設備を導入した環境配慮型店舗を次々と出店している。2010年１月22日「セブン-イレブン京都出世稲荷前店」が、１月27日には東京都練馬区に「ファミリーマート豊玉中三丁目店」が開店した。

「セブン-イレブン京都出世稲荷前店」は、太陽光で発電した電気を店内照明等に使用、店内に太陽光を取り入れるトップライト（天窓）と店内照明のLED化等により電力量を大幅に削減した環境配慮型店舗。環境省の「平成21年度省エネ照明デザインモデル事業」に採択された。削減電力量は2008年度比約30％。

「ファミリーマート豊玉中三丁目店」も太陽光発電システムを導入。LEDによる店内外照明をとりいれ、さらにコンビニエンスストア業界初となる光ダクト採光システムやノンフロン冷凍庫などを設置。環境負荷の少ない「木造ＦＰ工法」で建築されている。通常店舗と比較しておよそ20％のCO2排出削減効果があるとのこと。