政策・制度・技術

2009年06月25日

 

「食品リサイクル製品-認証・普及制度」の運用始まる

Keywords:  政策・制度  3R・廃棄物  企業(非製造業)  食糧 

 

食品産業センターと日本土壌協会は、食品循環資源(食品廃棄物等のうち有効利用されるもの)を利用したリサイクル肥料の認証制度と、その肥料で育てた農産物と、その農産物を使用して製造された加工食品に識別マークを与える「食品リサイクル製品-認証・普及制度」の本格的運用を、2009年4月1日より開始した。

食品リサイクル製品に認証番号や識別マークをつけ、目印とすることにより事業者や商品選択を行う消費者を応援する。食品循環資源を10%以上含み、かつ安全性が確認できるなど一定の品質を満たす肥料を日本土壌協会が認証し、認証番号を付与し、識別マークをつける。また、その肥料で栽培した農産物や、その農産物を5%以上使った加工食品についても表示を認める。

認証された食品リサイクル肥料を使用した農産物とそれを使用して製造された加工食品は、公的データベース「SEICA」(青果ネットカタログ http://seica.info)に登録、情報公開される。農産物や加工食品には識別マークとともに「SEICA」のカタログ番号が併記され、消費者は、インターネット等を通じて生産情報や出荷情報等の情報を確認することができる。

札幌市、学校給食のフードリサイクルから食育・環境教育(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024858.html
「食品リサイクル製品‐認証・普及制度」開始のお知らせ
http://www.shokusan.or.jp/
index.php?mo=topics&ac=TopicsDetail&topics_id=434

「食品リサイクル製品‐認証・普及制度」のご案内
http://www.j-soil.net/FR/

登録日時: 2009/06/25 06:00:15 AM

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