2009年06月16日
世界の金融市場において独自の金融情報やリスク分析、格付情報を提供しているスタンダード&プアーズ(S&P)は2009年3月9日、環境関連企業の株価インデックス「S&P 日本エコ指数」の算出を始めたと発表した。
同指数は日本株のうち、クリーンエネルギー・水処理施設やインフラ・林業・環境サービス・廃棄物処理といった産業に関わる、主要25銘柄を対象とした指数。現時点で東京電力などの電力各社、環境機器メーカーの荏原製作所などが採用されている。
採用の条件は、時価総額が100億円以上で、かつ直近3ヶ月の一日平均売買代金が5000万円以上あることで、水処理や代替エネルギー、環境サービスに従事する企業が採用される。
「S&P 日本エコ指数」は、投資家にとって重要な投資テーマを様々な業種や国・地域に適用して作成される「S&P グローバル・テーマ指数シリーズ」の一部である。同社では、気候変動や環境責任を投資におけるリスクと機会と見なす投資家が増加しており、当指数が投資家に指針を与えるものとなる、とコメントしている。
S&P 日本エコ指数の開発
http://www2.standardandpoors.com/spf/pdf/index/
index_news_20090309.pdf
スタンダード&プアーズ 東京オフィス
www.standardandpoors.co.jp
登録日時: 2009/06/16 06:00:15 AM