政策・制度・技術

2008年03月13日

 

世界初の「環境管理会計」分野の国際標準化をISOに提案 経済産業省

Keywords:  政策・制度  政府 

 

経済産業省は2007年11月16日、環境マネジメントシステム等のISO14000ファミリーのひとつとして、環境価値の見える化に有効な環境管理会計の1つである「マテリアルフローコスト会計」(以下MFCA)の国際標準化について、国際標準化機構(ISO)のTC207(環境マネジメント)に対し正式に新業務項目提案をおこなった。

MFCAとは、組織内の原材料とエネルギーのフローとストックを物量単位(重量、容量、体積等)で測定し、それらを製造原価(貨幣単位)で評価する手法であり、廃棄物コストを可視化することにより、廃棄物削減と生産性向上を同時に実現することを可能とする。

経済産業省では、MFCAが環境と経済の両立のための有効な手法であることから、大企業、中小企業を対象にMFCA手法の導入実証事業、導入ガイドラインの作成、計算プログラムセミナー、研修会等の普及促進を図ってきた。今回の提案は、「環境管理会計」分野として世界初であるとともに、環境マネジメント分野における日本からの初めての提案となる。



http://www.meti.go.jp/policy/eco_business/sonota/policy1-01.html
経済産業省、環境会計のワークブックを発行 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/74-j


登録日時: 2008/03/13 10:15:57 AM


 


 

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