2007年10月27日
内閣府は2007年5月、食育に関する意識調査の結果を発表した。「食育を言葉として知っている」人の割合は65.2%で、2005年の前回調査より12.6ポイント増えたが、「言葉の意味も知っていた」人は33.9%だった。同調査は、食育に関する国民の意識や国民運動への関心等を把握し、今後の食育推進施策の参考とすることを目的としている。
調査は個別面接聴取法によって実施され、調査対象は全国20歳以上の3000人、うち有効回収数は1831人(61.0%)であった。
「食育を国民運動として実践するとしたら何に関心があるか」では、「食品の安全性に関する理解」は59.1%、「環境との調和、食品廃棄の削減や食品リサイクルに関する活動」は33.5%であった。「家庭における食育の実践」では、「規則正しい食生活に務めている」は89.1%であったが、20代男性では、58.4%だった。
http://www8.cao.go.jp/syokuiku/more/research/h19/pdf/s.pdf
http://www8.cao.go.jp/syokuiku/
政府、初の食育白書で「日本型食生活」乱れ指摘 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1655-j
登録日時: 2007/10/27 03:36:08 PM
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