2007年07月21日
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「マグナス効果」により、通常のプロペラ型風車の約4倍の揚力を発生し、低風速から高風速まで効率よく稼動する。揚力が高い分、風車の回転数も1/4程度に抑えることができ、騒音も抑えられる。4回回転して得られる回転エネルギーが、揚力が高い分1回転で得られる。
翼が円柱形状で頑丈な構造な上、低回転数で風車が回転するので、飛来物などによる破損の危険性も低い。風速に合わせて回転円柱を制御するため、ブレーキが不要で、強風時の過回転の心配もないなど、安全性に優れている。騒音や安全性の問題からこれまで設置が難しいとされていた住宅地やその隣接地域にも設置できる。
これまでの風力発電は、MW超の大型機でないと投資に見合うエネルギーの発電が難しいとされていたが、スクリューマグナス風車による発電コストは、10kW小型風車(標準家庭5から6軒分の電力に相当)で、太陽光発電のコストを下回るキロワット時45円レベルを実現した。
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登録日時: 2007/07/21 01:07:05 PM
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