エコ・ソーシャルビジネス

2006年09月29日

 

清水建設とみのる産業、軽量・ローコストの壁面緑化システムを共同開発

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  企業(非製造業)  生態系・生物多様性 

 

清水建設とみのる産業は共同で、軽量・ローコストの壁面緑化システム「パラビエンタ」を開発・実用化した。このシステムは、パネルタイプの緑化ユニットを組み合わせて、建物などの壁面を緑化する工法。緑化ユニットの組み合わせパターンや好みの植物を選ぶことで、壁面を自由にデザインできる。

今回開発したパラビエンタは、緑化ユニットの植栽基盤に、熱融着培土を採用したのが特徴。熱融着培土は、ポリエステル繊維を混ぜた培土を、蒸気で加熱し、厚さ5cmのスポンジ状に成形したもの。保水性・排水性に優れ、軽量な薄層構造でも多様な植物の生育が可能。軽量な熱融着培土を採用したことでローコスト化に成功し、ユニット型の壁面緑化工法としては、業界最高水準の軽量化・ローコスト化を実現した。

両社はこのシステムを2006年8月から、事務所ビル、学校、商業施設などに向けて販売する。標準設計価格は、設置工事費や潅水装置を含めて8万円/m2。初年度1億円、3年後に5億円の売り上げを目指す。



http://www.shimz.co.jp/tw/
tech_sheet/rn0247/rn0247.html





登録日時: 2006/09/29 11:59:40 AM

英語記事はこちら


 


 

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