国際航業、企業緑地の社会・環境貢献度を測るサービスを開始

国際航業は、工場などの企業緑地の社会・環境貢献度を「見える化」して、緑地を活用したCSR（企業の社会的責任）活動を支援するサービス「エコ・プロファイラー（Eco-Profiler）」を2006年６月より開始した。航空写真判読調査と問診調査を実施して、企業緑地の地域に対する貢献度や問題点を「見える化」するもので、サービス価格は数万平方メートル程度の工場とその周辺の調査で約50万円。

航空写真判読調査では、航空写真や地形図などの既存資料から、企業緑地の環境資産としてのポテンシャルを調べ、対象サイトとその周辺地域の緑地の分布状況から、企業緑地の地域への社会・環境貢献度を定量的に示す。また、航空写真の経年判読から、環境の変遷を把握し、企業緑地に期待される緑地としての機能を分析する。

問診調査では、企業緑地の維持管理について、アンケート等を実施し、現状での緑地の維持管理面での強みと弱みを示し、今後の取り組みの方向性を提示する。

緑地は二酸化炭素の吸収、気象緩和、生物多様性の保全、景観形成など多様な機能を持つことから、CSR活動の一環として積極的に活用する企業が増えている。国際航業は、これらのCSR活動を支援する新たな価値創造を目指している。





登録日時: 2006/09/18 11:27:51 PM

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