政策・制度・技術

2006年06月07日

 

滋賀県、県民協働による森林づくりをめざし、森林税を導入

Keywords:  政策・制度  地方自治体  生態系・生物多様性 

 

滋賀県は2006年4月、琵琶湖森林づくり県民税を導入した。この税収により、琵琶湖と森林の関係を重視しながら、公益的機能の高度発揮に重点を置いた環境重視の森林づくりと、県民協働による森林づくりを推進する。

琵琶湖森林づくり県民税は、従来の県民税に上乗せする形で年間、個人から800円、法人から2200円-8万8000円を徴収する。

初年度の事業費は4億円で、内訳は大きく分けて2つ。まず放置された人工林を針広混交林へ転換する事業や、森林環境の調査研究などを含む「環境 を重視した森林づくりのための事業」に約2億7000万円の事業費を計上。次に森林資源や森林空間を利活用した研究開発を行う団体(企業、研究機関、NPO、市町等)の支援や、県民参加の里山づくりなどを含む「県民協働による森林づくりのための事業」に約1億3000万円を計上した。




登録日時: 2006/06/07 09:40:28 AM

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